AIは社会の各分野において今や必須要素となっています。将来的には人間(の脳)にとって代わるとされ、医療現場においてもその可能性が言われています。診断・治療においてAIがより得意な場面はたしかに多いでしょう。しかし同時に私達は、コンピュータ的ロジックでは説明困難な場面も多い、ということも知っています。
AIが限りなく人間(の脳)に近づきつつあることを理解しながらも、両者をうまく活用することこそが、これからの医療に求められている要素の一つだと私たちは考えます。対立軸ではない、ヒトとマシン(AI)の共存が重要です。
今回のセミナーは「超初級」から「上級」までの臨床推論事例を参加者全員で共有し、ヒトとマシンを競い合わせる形でディスカッションを進めますが、最終的にはAIとヒトの融合による臨床推論・医療の形をイメージできると素晴らしい、との視点から企画されました。従来型臨床推論とは一味違ったセッションになればと思っています。
なお、日曜日 13:00~13:20 には 今回使用するAIマシン4種の紹介も予定しています。
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