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慢性臓器障害の診かた、考えかた

佐藤 健太

5月1日のセミナーに関連した書籍です。

 

慢性臓器障害とは,慢性心不全,慢性肺疾患,慢性腎臓病などのCommon diseaseをひとくくりにした呼称であり,本書が初めて提唱する概念です.個々の病態はよくみるものばかりですが,これらを総合診療の現場で臓器群(横軸),進行度(縦軸)ごとに評価することで全く新しい診療スタイルが見えてきます.総合医と専門医の協同を促進する診療フレームワークでもある本概念の実用性と面白さを詳細に解説します.

 

1 はじめに
2 慢性臓器障害診療の現状と展望
3 慢性臓器障害の捉えかた
4 慢性臓器障害の横軸「臓器群アプローチ」
5 慢性臓器障害の縦軸「ステージアプローチ」
6 ステージアプローチ各論─ステージごとの評価と介入
7 慢性臓器障害の拡張「5大Common diseaseへ」

慢性臓器障害の診かた、考えかた