今回の循環セミナーは適々斎塾ならではの内容を盛り込みました。
2021年に行いました循環器セミナーでは循環器Physical Examination研究会の
皆様に大変お世話になり、Webリモート開催でも身体所見の勉強ができることを
実感できました。今回も前回同様全面的協力いただけることにより、さらに
プライマリ・ケア医の明日からの外来診療で役立つ企画開催にいたりました。
プライマリ・ケアの現場で私たちが悩みがちな問題、を包括的総合的に学ぶ場になる予定です!!
企画コンセプトは「循環器診療をより身近なものに」です。
まずは、私たちが共通に持っている武器としての病歴聴取、身体診察の技術を、
「目の前に日々現れる」循環器疾患の拾い上げに生かすことにフォーカスし総論的に整理します。
次に、Common diseaseとしての心臓弁膜症や虚血性心疾患のプライマリ・ケアにおける
マネジメントのコツや専門医との連携ノウハウを学びます。
さらには、もはや下降期慢性疾患の代表としてプライマリ・ケア医も避けては通れなくなっている
心房細動、心不全のマネジメントなどについてもしっかり学びましょう。特に最近急速にエビデンス
が蓄積されつつある心不全治療薬など、プライマリ・ケア医も正確に知識を得たうえで、専門医との
適切な連携が欠かせなくなっている現状についてもきちんと学びましょう。
この2日間の学習を通じて「目の前の循環器系疾患を持った患者さん」のマネジメントに自信をもって
当たることができるようになりますように!
皆様お楽しみに!